ビタミンD / ビタミン・ミネラル

ビタミンD

ビタミンD

ビタミンD(カルシフェロール)は、脂に溶ける性質を持っています。

くる病の予防因子として発見され、「日光のビタミン」と呼ばれています。

プロビタミンDが紫外線に当たるとビタミンDが合成されます。D2とD3があり、D4は2つの混合物。

肝臓や腎臓に蓄えられ、腸内においてカルシウムの吸収を助ける働きがあります。

ビタミンDの効力

腸内でカルシウムとリンの吸収を助け、2つの血中を正常均衡に保つ作用があります。

カルシウムが骨や歯へ沈着しやすくし、石灰化や発育を促進します。

ビタミンDは、小児の成長や老人の骨を丈夫に保つのに不可欠です。また、ビタミンAの吸収を助ける作用もあります。

ビタミンAとCを一緒に摂ると風を予防する効果も期待できます。結膜炎の治療にも役立ちます。

1日の栄養所要量

100IU(上限2000IU)

ビタミンDの欠乏症

ビタミンDの欠乏症は、日照時間の短い地域で多く、骨や歯の石灰化が遅れ弱くなり、小児のくる病、ひどい虫歯、骨軟化症、老人性骨粗鬆症などを引き起こします。

くる病は徐々に発病し、不機嫌、下痢、皮膚蒼白、発汗過多が初期症状で、その後骨に異常が起こります。

他に筋肉のたるみなどが起こります。

どれも治療にはビタミンDの投与の他、日光に当たることが大切です。

ビタミンDの過剰症

ビタミンDを1日に2万IUを長期にわたって摂り続けると毒性が発生し、腎障害を中心とした重症の全身症状を起こします。

症状は、喉が渇く、目が痛くなる、皮膚がかゆくなる、下痢、頻尿。体内では血管の壁、肝臓、肺、腎臓、胃などにカルシウムが沈着し、高カルシウム血症、高カルシウム尿症、腎臓結石などになります。

ビタミンDを多く含む食品

動物性食品

魚の肝油、いわし、にしん、鮭、まぐろのトロ、ツナ缶詰、かつおの塩辛、かつお、なまり節、さば、ぶり、さんま、しらす干し、さつま揚げ、各種レバー、鶏卵、バター。

植物性食品

干ししいたけ、ひまわりの種、強化ミルク、強化マーガリン、マッシュルーム。

ビタミンDの摂取のポイント

不安定で調理によって半分以上が消失されるので、所要量の倍以上の食品を摂取した方がいいです。

加熱により破壊されるのですが、長時間の低温(冷凍)でも破壊されてしまいます。

銅製の食器は使わないこと。また、にんじんやきゅうりはビタミンDの分解酵素を含んでいるので、一緒に摂取しない方がいいです。

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